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成形後、乾燥する前に、丸模様を掻き落としてから赤と甲和土化粧土で彩色をし、更に赤い丸文部分には細かい縦縞掻き落とししてから内側には施釉し、表側は焼き〆で焼成しました。
焼成後に甲和土(こげ茶)部分には、エナメル彩色を施しています。
掻き落とし技法で細工をする、最も小さな丸文の限界に挑戦した作品です。
口縁近くの一番小さな丸文直径は約8mm程になりました。
側面から、上部から、見る方向によって異なる表情を見せる壺になりました。
※甲和土とは、当工房オリジナルの陶土で、東京都江戸川区小岩の工房敷地内を掘削して採取した粘土層を精製して作った陶土です。
また、彩泥とは、化粧土(色土)を使用して細工や彩色を施す技法の総称です。
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素材:陶土・釉薬
技法:彩泥技法掻き落とし技法にエナメル彩色
サイズ:径225㎜ 高さ285㎜
※陶芸のお話は、工芸者紹介ページにも記載しておりますのでご覧ください。
https://edogawa-dentoukougei.stores.jp/news/5ee8bd761829cd6fd0622658